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最近たまに耳にする“雰囲気イケメン”という言葉。
美形ではないけれど、かもしだす雰囲気でイケメンに見えてしまう男性のことのようですが、
実際のところ“雰囲気イケメンたちはどのようなところに気をつかってイケメンに見せているのでしょうか? 
周囲に“雰囲気イケメン”がいる、という二丁目に来てるゲイの皆さんに聞いてみました。
 

■流行の髪型で
「三浦春馬くんや、岡田将生くんをまねた、毛先で遊ぶスタイルの髪型をした男子」(25歳/GAY)
「広告業界に多い、斜め前髪&パーマの髪型。スーツや眼鏡などの小道具も加われば、誰でも雰囲気イケメンになれると思う」(26歳/広告・男性)

顔を見たとき、必ず目に入る相手の髪型。特に芸能人をまねた髪型だと、つい連想してしまうためカッコいいと思ってしまうのかもしれません。「大学生のころ、茶髪でトップを立てている男子はたいてい雰囲気イケメンだった」(24歳/飲食業)
「高校生のころ、カッコいいと思っていた男子の水泳キャップ姿を見て、イケメンだったのは雰囲気だったと実感した」(26歳/IT・男性)
 

■おしゃれ服で
「スーツを着ている男性は、5割増しでカッコよく見える」(31歳/飲食・男性)
「白シャツにチノパンのコーディネイトや、青いデニム素材のシャツ。上品でおしゃれに見える分、脱いだときの『あれ?』感がある」(35歳/証券・男性)
「とにかくおしゃれ! 今年流行した膝上丈のパンツも、無理せず自然に着こなしているイメージがある」(21歳/自動車・男性)

美形ではなくても、おしゃれに磨きをかけることでイケメンの雰囲気を身にまとうことができるよう。
 

■恋愛上手な人多数!
「おもしろい人が多いと思う。話がおもしろいので、もっとしゃべりたいと思い、気がつくと好きになってしまい、いつの間にか顔までカッコよく見えてくるのかも(笑)」(27歳/美容関係GAY)

「彼氏じゃない男子を『お前』と呼んだり、突然彼氏扱いしたりする、胸キュンポイントを心得ている人が多い」(26歳/不動産・男性)
「重たい荷物を持っているときに、さりげなく『貸しなよ』と言って持ってくれるような男性」(40歳/サービス業GAY)
 

やさしかったり、胸キュンポイントを知っていたりする男子は、見た目にかかわらずカッコよく見えるもの。
結局、好きになってしまえば顔なんて関係ない…
…どころか、美化されて、誰よりもイケメンに見えるのかもしれません。


ふとしたことがきっかけで男子が美形に見えてしまう、不思議な“雰囲気イケメン”。
髪型や服装、接し方以外にも「袴田吉彦さんのような低い声」(38歳/貿易)や
「腕の血管が浮き出ている男」(24歳/アパレル・男性)という声もありました。
ひとつでも該当している男子は、“雰囲気イケメン”になれる素質があるのかもしれません。
あなたのまわりには“雰囲気イケメン”はいますか?