五輪銀メダリストの太田は、5月と7月のプレゼンでも登壇して好評だった。
太田選手はこれまでのプレゼンテーションでも起用され、招致活動に尽力
■6月26日の自身のブログ「日々、忙しく」というタイトルで
7月3,4日に開催されるIOC委員に対するテクニカルプレゼンテーションで再びプレゼンテーターに選ばれました。東京のよさをアピールできるように頑張りたいと思います。
決意を語る一方で…
6月10日から、実践復帰に向けて、練習をしていましたが、先日、東京都フェンシング協会から推薦をもらい、東京国体に出場することが決まりました
また、特にフェンシングのようなマイナースポーツは、メジャー競技と違い、広告効果が見込みにくい。 フェンシング特有のアピールポイントを見出していかなくてはいけない。 しかも、競技全体の共通認識として。
しかしながら、そんな事は、前々から分かっている事なので、今できる事を精一杯やるしかない。
いきなりルールがわかりやすくなったりする事はないのだから。 でも、今回、各地のフェンシングに携わる人の思いを聞けたのは本当に大きかった。
本当に感謝しています。
Twitter上でも。
■8月24日会場入りに向けての会見
「心から誇りに思う。五輪と同様、自分の人生を懸けてその舞台に立ちたい」と鋭いまなざしで誓った。
「人生を懸けるつもりでやる」と意欲
■9月3日には?
■汚染水問題で劣勢に
汚染水漏れについては東京を支持してきた欧州の有力委員でさえ「重大な問題」と発言。
質疑応答になると質問6つのうち4つが汚染水漏れ関連で、竹田恒和理事長は「福島とは250キロ離れている。皆さんが懸念するようなことはまったくない」などと東京の安全性を強調した。
IOC幹部は「東京は倒れかけている。計画が最高なのは分かっているが、勝負は別」と指摘
■しかし、決定当日の現地で迷いはなかった
沢山の応援ありがとうございました。 自分達のベストは出せたと思います。 あとは、信じて待ちます。
太田選手のツイッターを見ていると気持ちのよいぐらい全力、ベストというアスリートらしい言葉が並ぶんですよね。ネガティブなことを一切発信せずに…それがすごく気持ちいいです。
■そして決定の瞬間太田選手は
太田はIOCのロゲ会長が「TOKYO」
と読み上げた瞬間、席から立ち上がり、全身の力を込めてガッツポーズし号泣。
「オールジャパンの取り組みをサポートできたことを非常に誇らしく思います。思わず涙がこぼれてしまいました」
皆さんやりました!! ありがとうございます。 僕、泣き過ぎですね。
プレゼンテーションやこの日まで東京開催の支持を得るため、さまざまなロビー活動を展開してきた努力、そして東京開催を望む日本国民の願いが結実した。
北京五輪フェンシング個人で銀、ロンドン五輪でも団体で銀に輝いた太田雄貴選手。フェンシングというスポーツを地道な努力でメジャーにしながら、一生懸命プレゼンに取り組む姿に多くの人が感動したはずです。東京オリンピック決定後の彼のガッツポーズはオリンピックでメダルを取った時のそれと同じでした。
確かにネガティブな要素をこれからクリアしていかなければなりませんが、太田選手のひたむきさ「与えられた役割を最後までやり遂げる姿」に勇気をもらいました。
太田選手、関係者の皆様お疲れ様でした。
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