【社民党 消滅】党首選に“同性愛者”石川大我氏出馬社民党党首選に“同性愛者”出馬の弁 候補者・石川氏「オープン・ゲイ」

 社民党党首選(14日開票)が、時ならぬ注目を集めている。立候補した東京都豊島区議の石川大我(たいが)氏(39)が、同性愛者であることを公表しているからだ。「オープン・ゲイ」である石川氏が国政政党の党首になれば、憲政史に残る“快挙”といえそう。日ごろ、肩身の狭い思いをしている友人・知人たちからは激励の声が寄せられている。

 党首選に出馬しているのは石川氏と、吉田忠智政審会長(57)の2人。現在、社民党の国会議員は5人で、自社さ政権で首相を輩出したり、55年体制の一翼を担ったころの勢いはない。先月27日の告示以降、マスコミの露出も少ないが、石川氏の存在感は際立っている。

 石川氏が掲げる公約は「党のリニューアルと、リベラル勢力を再構築」だ。夕刊フジの取材に、石川氏は党の体質について「集会をやって、白黒のアジテーション・ビラをまいて、『断固反対』と言って自己満足してしまっている。それでは若い人は興味を示さない」と手厳しい。

 もちろん、同性愛者のための政策や法律整備にも熱心で、「最終目標は同性婚を認める法律をつくることだが、職場や教育現場での同性愛者への差別を無くしたい。同性愛者であることを苦に自殺する子供を無くしたい」と真剣に訴える。

 石川氏が同性愛者であることを自覚したのは小学5年生。「誰にも言えず、自分を押し殺してきた」という。25歳のときにネットで同性愛者の権利強化を目指す運動の存在を知り、参加した。

 運動で知り合った社民党の福島瑞穂前党首の私設秘書を務めた後、2011年の豊島区議選で初当選した。今回、党首選に立候補するには「党員200人以上の推薦」が必要だったが、無事に要件を満たした。

 石川氏は「今の日本では、おネエタレントじゃないとメディアに出にくい。ゲイが立候補すると『何なんだ!』という声もあるなかで、200人以上の推薦が集まった意味は大きい」と感謝の言葉を語る。

 そんな党首選に胸を熱くするのが、男性同性愛専門誌『薔薇族』の元編集長、伊藤文学氏だ。

 「『そういう時代が来たんだな』という感じがする。若いゲイの人にとっても一歩前進だ」

 伊藤氏は、旧知である石川氏の立候補に喜び、「ゲイの人が日本に300万~400万人いることは間違いない。石川党首の下で国政選挙で戦えば、ゲイの人たちが社民党に投票し、『こんなにも多いのか』と示すことができる」とエールを送る。

 社民党にとって、党首選は1996年の党名変更以来初めて。石川氏は同性愛者だけではなく、「リベラルの星」を目指す。

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